6cmF15アクロマートは　プアマンズ・フローライトたり得るか？！

　フローライトがいいのはわかっています。

　でも高くて買えません。

　光学設計ソフト「テレオプト」のマニュアルにこう書いてありました。
　
　「口径を　Dcmとし、Ｆが 2.4Ｄより暗ければアクロマートでもアポ並の性能となる」

　ホンマ？　ホンマやね？　信じたぞ！

　例えばこの式を6cmに適用すると　2,4×６＝14.4。
　
　Ｆ14.4か・・・・確かビクセン光学のアウトレットで 6cm f=910mm（Ｆ15.1)アクロマート（ノンコート）枠付きが安くあったな

　・・・・これなら充分条件を満たしてる。
　
　善は急げ！！

　というわけで、「テレオプト」を鵜呑みにし、6cmfl=910mmを２枚買いました。

　うまくいけばこれで6cmフローライト並の像質が・・・・クククク（笑）

　さて、鏡筒を新造するのはすこぶる面倒くさいので、前作った10cmF6.4アクロマート双眼のレンズのみを換装することにしました。

　塩ビのジョイントを使い、実働４時間で6cmF15双眼望遠鏡が完成。

　こういう時塩ビ鏡筒は融通が効くんですよね。
　
　完成形は何だか「バルカン砲」みたいになってしまいました。
　
　（治安の悪いところへ　これを持っていたら武器と間違えられて捕まるかも知れない・・・）。

　
60mm対空型双眼望遠鏡

　インプレはまた改めて！　乞うご期待！