遅々として進まない15cmの連載ですが、工作は細々としているのです。

　前回、設計した架台は、70％くらい進んだ所で、「こりゃ駄目だ」と 思わされ、中断です。

　なんとも不安定で強度も不足しているのが早々と分かったからです。
　
　ドブソニアンをちゃんと作ったことも無いのに、その変形版を作ろう　などと色気を出すから「バチ」 が下ったのでしょう。
　
　貴重な休日を費やして作るだけに、失敗すると落胆も大きいものです。
　
　「あ〜、なんて才能無いのだろう」と落ち込んで、写真も取らずにバラバラにしてしまった。（ＴＴ）
　
　一から作り直す時間も気力も無いので、失敗作の部品を使って、改良することにする。

　まず、下が前回の設計図。 　

失敗の主な原因は 

・背が高すぎるので、不安定。
　
・首フリ機構の強度不足。

・水平回転軸が小さすぎ、フォークも弱い

　人間工学重視のために弊害でもありますが、妥協して強度の向上に努めなくてはならない。

修正！

　そして出来たのが下が改良版の設計図。

　一見、大差ないけれど、

・全体の高さを100ｍｍ下げた。
　
・首フリ機構を諦めた。
　
・水平回転軸のサイズアップとフォークの補強