No.59
平成のミニチュアカメラ
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ピンホールカメラで 紹介したシャ ランのサ イトに面白そうなカメラがある。
ライカ,コンタックス,ニコンなど,名機の縮小コピーで話題を呼んだSHARANシ リーズがそれ。
これらとは別に,オリジナルカメラとして作られたのがB-SHARAN
ミニチュアカメラシリーズよりぐんと安くなっている。
ワインレッドのモデルを入手。

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カメラとフィルム

クラシカルな外観を持つこのカメラの小ささに注目。フィルムケースと大差無い。
しかも,そのフィルムはミノックスサイズ。
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かつては「スパイ」御用達と言われたミノックス用のフィルムで,おそろしく小さい。大型のカメラ量販店に行けば,入手可能。
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フィルムの巻き上げは,シャッターチャージを兼ねたレバーの2回巻き。
2重撮影の恐れも無いし,フィルムカウンターも付いている。
ファインダーもちゃんとレンズが入った逆ガリレオ式。
B-Sharanの部品は,実際のカメラ部品を作る工場で作られているため,ブリキのおもちゃだったマイクロとは作りが違う。
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平成と昭和のミニチュアカメラ
ではフィルムを入れてみよう。
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底蓋を外して,フィルムカートリッジを入れるだけという簡単さ。今にして思えば,110フィルムはこのパクリだったのか?
さっそく撮影してみた。
レンズは,AZONON 15mm, シャッターは 1/250秒の単速,絞りは F5.6の固定。
コマサイズとレンズの焦点距離は,もはやデジカメ並の小ささで,さすがに銀塩フィルムの粒子の粗さは隠せない。
しかし,予想以上に写るという感じ。
作例

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(画像をクリックすると拡大します。)
あまりに小さいので,カメラを構えても誰も気が付かない。

何だか,スパイしたくなってきた。(^^)
(2005-11-14掲載)
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