夏に、YAMACAさんのHPで、虫眼鏡で望遠鏡を作る方法を拝見し、大変面白く、私も、手近にあるレンズを組み合わせて作ってみました。
　レンズは、100円ショップにあった老眼鏡と、古物商で求めた壊れた望遠鏡の接眼レンズを使っています。鏡筒は、紙の賞状入れとペットボトルで作りました。　
　この顛末を、私のHPの掲示板に載せて、YAMACAさんのホームページを紹介させていただいておりましたところ、ご覧になった方から、子供さんの夏休みの宿題に虫眼鏡で望遠鏡を作ったという報告をいただきました。
　そのお子さんの望遠鏡は、小学校で学年代表に選ばれて、先月下旬から地元の科学館へ展示されているそうです。
　親御さんからは、大変喜んでいただきました。
　添付の写真は、私の作った望遠鏡と、デジカメをあてがって撮った月の写真です。
　お恥ずかしいですが、ご覧になって下さい。

　望遠鏡本体の材料ですが、以下の通りです。
・老眼鏡の対物レンズ（１００円）
・双眼鏡の接眼レンズ（古物商から買った双眼鏡４００円）
・賞状入れの紙筒（鏡筒）
・液肥の空き瓶（接眼部）
・色画用紙（黒、赤、青、黄各一枚）
・ダンボールの切れ端
・ペットボトルの空き瓶（フード）
・ゴム糊、セロテープ
　他に、支持用に、かまぼこ板、Ｌ字金具、輪ゴム、セロテープを使って、三脚に取り付けられるようにしてあります）

　完成したものは、余分な反射光などをなるべく少なくするように，筒の中に黒い画用紙を貼り、対物レンズの外側にフードを取り付けてあります。　
　また、子供が喜ぶように、色画用紙で外側を装飾して、海賊の望遠鏡風にしてみました。
　装飾をつけるまえの写真がありますので添付してみます。
　賞状入れと、液肥の瓶があつらえたようにピッタリで、簡単に出来ちゃいました。その様子をご覧いただけると思います。

　彗星発見家　関勉氏の最初の自作望遠鏡も老眼鏡を使ったものでした．
　老眼鏡のレンズは焦点距離が500mm前後あるので，これを対物レンズに使うと，虫眼鏡より倍率を稼ぐことができるんですよね．
　自作って，面白いですね．投稿ありがとうございました．　(yamaca）