ペルニックの天体望遠鏡
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　「車椅子でものぞける望遠鏡」について意見を募っていたところ，数年前の天文雑誌にてクーデー式に似た変った望遠鏡の広告があったことが分かりました．
　
　いそた　さんの協力で，広告主の（有）文化電気　平林様に連絡をとり，資料を頂きました．
　
　頂いた資料からごく一部ですが，抜粋し紹介させて頂きます．

　この新しい形式の天体望遠鏡は，重い,組み立てが面倒，使いにくい，のぞきにくい，といった今までの天体望遠鏡の欠点をすべてクリアしています．

　重さは13.5kgで，本体と脚部に分かれており，車での移動も一人で出来ます．

　現地について，組立て，極軸のセッティングまでしても5分くらいで完了です．

望遠鏡全体像
PELNIC-PTS-8型
　口径80mm　焦点距離480mm　（F6)　総質量　13.5kg
　
　そして楽な姿勢で腰を掛けたまま，目の位置は極軸に設けられた接眼部に向けたまま，全く動かす必要がありませんから，のぞき易さは抜群です．
　
　今見ている場所の赤緯，赤経座標が0.1度単位で，常に目の前に大きく表示されております．
　
　全く目を離さずに連続して見えますから,無数の星々が大きな視野の中をいっぱいに流れて，あたかも宇宙船の窓から眺めているようで，まさに壮観です．
　
観測状態

　かつて，こんなに便利で楽しい望遠鏡があったでしょうか．

　ある程度の数量をまとめて作れば，20万円を切る価格で売り出すことが出来ます．

　補足資料１
　
　補足資料２

　試作機のスペックは口径80mmですが，この方式はもちろん，これに限ったものではなく，一例として口径100mmf500mmのものが作れます．


　残念ながら，この望遠鏡は現在（2000年11月時点）は，売られておりません．

　この画期的な発明品（日，米で特許権成立済）を商品化して売り出す意欲のある方へ特許や製造ノウハウを含めた権利を格安で譲渡する用意があるとのことです．

　この製品について興味がある方は，下記へお願い致します．

　〒388-8007　長野県長野市篠ノ井布施高田813-3　　
　(有)文化電気　平　林　金　夫
　fax　026-292-0991

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