アイデアNO.4
ネジのアイデア、イロイロ
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 ここにあるのは、古くからある方法ですが、もちろん今でも使えます。参考にどうぞ。
 
1) 普通の6角ボルトを手回し可能にする方法
 
 DIY店でもよく売っている、商品名”ノブスター”という樹脂製のつまみを使います。

 イロイロなサイズがありますが、M8用だと1個¥110です。
 
 分解を要する部分のネジに使えば、スパナのような工具が不要になります。

ノブスター
2) ネジを入れやすくする工夫
 
 「暗闇だとネジがなかなか入りにくい。」

とか、

「斜めに入れて、ネジを痛めてしまった」

という失敗を防ぎます。
 
 オスネジの先端の山を少し削り落し、谷径のシャフト部分を作ります。

ネジ先端加工
 これで、まず先端がメスネジに入り、それからねじ込むので入れやすく、失敗することがありません。
 
 これは、写真のような小さなネジでも有効ですが、望遠鏡の接続リングのような大径ネジにこそ欲しい工夫です。

3) ゆるめたネジが抜け落ちない工夫
 
 分割する部品があるとき、それを留めているネジまで抜けてしまうのは勘弁してほしいものです。

  暗闇で草むらにでも落としたら絶望的です。そこで、こんな工夫をしましょう。

抜けないネジ
 
 これは、カメラ三脚の雲台によく採用されています。
 

4) ゆるめたネジが引っ込む工夫
  
 ゆるめたネジが抜けないだけでなく、ネジ先が引っ込んでほしい時もあります。
 
 外した物を、締結していた面上を滑らすように取りたい時に便利です。

引き込み式ネジ
(1999.2.18掲載)

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