No.36
手作りカメラバッグ
　一眼レフは大きいので、カバンに入れると収まりが悪く、カメラを出すときに他の荷物まで飛び出してしまうことも。
　市販のカメラバッグを見ると、まさにカメラ専用という感じで、普通のカバンとして使うことは考えられていない。
　カメラ屋では「インナーケース」も市販されている。（数千円もする）
　これを好きなカバンに入れて使えという訳だ。
　ところがこれまた、中途半端な寸法で、どうもしっくり来ない。
　ということで、普通のカバンに入るインナーケースを自作することにする。
　今のデジタル一眼レフは　フィルム時代の T字型ではなく、L字型になっている。
　そこで、図のように配置すれば、カメラと交換レンズ1本を含めて四角く収まるはずだ。
　fig
　ダンボールを材料に箱を作る。
fig
　ダンボールなら加工はしやすいし、強度もあるし、材料費はタダ。
　そのままだとボロボロになるので、100円ショップで買ってきたフェルトシールを貼る。
fig ダンボールで作った箱に合わせて型紙を作り、フェルトはそれに合わせて切った。
　図面など書かずに現物合わせで作れるのが紙工作の楽しさ。失敗してもすぐに作りなおせばいい。
　私のような不器用な人間でも 1〜2時間もあれば出来る。
　ふぃg　底に仕切板がある。
　100 円ショップにあったフェルトが色違いだったので色合いがバラバラ(^_^;
fig　単焦 点レンズを愛用。（明るいズームは重いし、高いので持ってない）
fig カメラとレンズを入れたところ
　これを使っているカバンに入れてみる。
　カメラが分厚いので手元のカバンではちょっと膨らんでしまうけど、まあ良しとする。
fig　須田帆布のカバン
　中はこうなっている。
fig
　キツキツだけど、カメラを取り出すときに荷物が飛び出すことはなくなった。
　また、カメラの保護にもなっている。
　ただ、交換レンズまで入れるとさすがに重い。
　手ブレ防止機能も内蔵ストロボも無くして良いから、従来のレンズが使えて、しかも軽くて小さな一眼レフを作って欲しいと切に願う。
（2010-6-28掲載）
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