つくづく「デフレの時代」を感じさせる。

　早速、光学機器を求めて探検に行った。

　しかし、見たことがあるものばかりで、あまり収穫は無かった。

　新発見は、またまた双眼鏡だ。

「双眼鏡」MADE IN CHINA \100　(ダイソーで購入）

　スペックも何も書いていないのだが、パッケージの絵に注目。

　プラモデルの戦車を作った経験がある人には、ピンと来くるだろう。

　これは、どう見ても、第2次世界大戦でイギリス軍と戦ったナチスドイツのロンメル将軍ではないか。

　ここから、ロンメル将軍が愛用した双眼鏡が、密かに中国に持ち込まれ、民生用として複製されたのではないかという推測も生まれる。

　これは是非とも買って試さなくてはなるまい。

　色違いのバージョンがたくさんあった。

　2方向にスライドすることで、双眼鏡に変身するという面白いメカニズム。

　眼幅やピント調節も可能になり、ドイツの合理主義を感じさせる。

　ガリレオ式で、ストラップも付いているは感心だ。

　最近忙しくて散髪にも行けないという、100円双眼鏡に詳しいY氏に試用してもらった。

「う〜ん、この樹脂成形のレンズ、カマボコ型にしてあるせいか、出来が悪いね。」

　いきなり厳しい意見だ。倍率は2倍くらいらしい。

「視界も狭いし、カラフルな鏡筒のせいで視界が色づいて見づらい。」

　しまった、ブラックモデルにするべきだった。

　総評は？

「今まで見た100円双眼鏡の中で、最低ランクの見え具合だね。」

　…ロンメル将軍の敗因は、コイツのせいに違いない(~_~;)