天体望遠鏡は、映画やドラマに小道具として登場することが意外に多いですね。

　天体望遠鏡で星を見る趣味をもつことで、主人公がナイーブな側面を持つことを暗に描くという風な使われ方が多いようです。
　
　日本では最近｢白線流し｣という高校の天文クラブを舞台にした人気ドラマがありました。

　天体観測シーンなどは描写がまともでしたが、これは例外と言って良く、普通は、洋の東西を問わず相変わらず噴飯物が多いようです。

　最近、もっともすごかったものをご紹介。
　
　アメリカ映画｢バットマン｣シリーズの最新作｢バットマン＆ロビン｣（レンタルで見られます）
　
　これから見る方のためにストーリーは書きませんが、登場する望遠鏡だけちょっとご紹介。
　
　この映画では、大都市のど真ん中に最新の天文台が建てられる。しかも巨大な”自由の女神”のような像の先端に。
　
　望遠鏡自体は、意外とリアルな反射式とおぼしきもの。そういえば日本最大の１８８ｃｍ反射によく似ています。

　

　次にまともだったもの。．．．一昨年のアメリカ映画「コンタクト」に天文学者の主人公（ジョディーフォスター）が少女時代に天体望遠鏡で星を見るシーンが少し出てきます。
　
　この映画は、かの有名な天文学者カールセーガンが書いた本が原作ですから、そんなに、おかしなはずはありませんね。

　バットマンはともかく、天文ファンならば、一度見て損はありません。

　メディアの力は大きいですから、人気ドラマで正しくカッコ良く天体観測のシーンが描かれれば、もっとメジャーになれるのに。たとえば、キムタクが天体望遠鏡をのぞくとか．．．．ちょっと無理かナ(^o^)