反射望遠鏡用のEMS

　「天頂ミラーでつくるEMS」で使った４５度エルボを反射望遠鏡に取り付けてみました。
　３０分ほどの工作で正立になることを確認しまし た。
　４５度エルボと天頂ミラーはドローチューブではなく、接眼部本体に固定してあります。

　焦点はドローチューブに組みつけられているバローレンズを移 動させてあわせます。
　バローレンズ必須で、体を入れるスペースを確保するためには焦点距離が伸びてしまうことが難点ですが、工夫をすれば双眼にできます。
　焦点を合わせ る時に接眼レンズが移動しない点はとても便利です。

ついでに
　「天頂ミラーで作るEMS」工作を簡単にするアイデアを追記します。
　おもちゃレベルの天頂ミラーにバローレンズを組み付けると、鏡筒を切断しなくても焦点が合います。
　２４．５ミリ用のバローレンスは外径が２０ミリ です。
　おもちゃレベル天頂ミラーの接続部内径も２０ミリくらいです。
　４個試してみましたが、３個はバリ取りも必要なくちょうどはまりました。
　一個 はバリをとれば押し込むことができました。
　バローレンズを組み付けた場合、倍率は２倍弱増えます。
　鏡筒を切断する前におもちゃレベルのバローレンズ（レンズは簡単にはずせます）を天頂ミラーに移植してみると楽しめます。
　廉価版望遠鏡に付属して いるバローレンズはなにかと批判されますが、気軽に工作に使えて便利です。）