パイプの切断
パイプは万力で固定できないので、ゴロゴロして切りにくいものです。
アルミパイプを切断する実例を見てみましょう。（写真の例は、外径３２ｍｍ内径２９ｍｍ）
（１） 切りたい筒の長さと同じ幅の紙を巻きつけます。（グラフ用紙を使うと、ここでも便利）
（２） 巻き付けた紙にそって、油性ペンで印を付けます。これがケガキ線の代わりになります。
（３） 金工糸ノコで切ります。
パイプは万力で押さえることが出来ませんから、このように壁を作って、そこに押し当てると楽です。
パイプは回しながら切ります。
パイプを回す理由は、手前部分にノコ刃が当たると、引っかかってしまうので、常に奥側を切るようにするためです。
（４） 切断が終わったら、ヤスリで仕上げます。
(1999.3.30掲載)
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