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　カッターを使って，鏡筒と接眼筒の底へ穴を開けます。

　丸い穴は難しいので、2cmの四角い穴で良いでしょう。

　手を切らないよう，注意してください。　

　底に穴が開いたら，大きい牛乳パックの底へ，大きい虫メガネをテープで貼り付けます。

　貼る前に，レンズをティッシュでよく拭いておきま す。

　これで鏡筒は完成です。

　これを接眼筒（小さい牛乳パック）の底へ貼り付けます。（穴どうしを合わせて下さい。）　　

　小さい虫メガネを用意し，レンズをよく拭いてから，下の写真のようにテープで取り付けて下さい。

　これで接眼筒が完成です。

完 成！

接眼筒を鏡筒に差し込んで下さい。

接眼筒を出し入れして，ピントを合わせてください。

　ひまわりも　→　このように見えます

　この望遠鏡は，ケプラー式という上下がサカサマに見える方式です。

倍率を変えて見る

　接眼筒の虫メガネを1枚にします。　

　月などを見てみましょう。

　このときの倍率は，20÷5＝4倍です。　

　今度は接眼筒の虫メガネを2枚にしてみます。　

　ピントを合わせ直して，同じものを見て下さい。

　さっきより大きく見えるでしょう？　

　このときの倍率は，20÷３＝7倍です。　

　これくらいの倍率になると，月の表面の凸凹が見えてきます。

工作のコツ

　紙だからといって，雑に作らず，ていねいに作りましょう。

　レンズが傾いていたり，汚れているとキレイに見えません。

　また、牛乳パックの内側を必ず黒くしてください。これをサボると、光が透けてキレイに見えません。

　牛乳パックは絵の具をはじくので、紙に墨汁を塗ってそれを貼ると良いです。
　
像 を良くする工夫
　コンパスで直径15mmくらいの小さな穴が開いた円板を作ります。
　　紙で作ってマジックで黒く する。
これを 対物レンズの前に貼る。
　
　像は暗くなりますが、少しシャープになります。
　
　この工作記事は、雪印メグミルク・楽しい工作のサイトでも取り上げて 頂きました。

　ありがとうござ います。

<<注意 >>
　レンズや望遠鏡を通して絶対に太陽を 見ないでください。

　目を傷め、最悪の場合、失明の危険さえあります。