使ったのは３ｃｍ４倍の望遠鏡で，室内を拡大撮影しました。

　合成Ｆ値は２０弱くらい，たぶん合成焦点距離が500ｍｍくらいです。

　状況があまりにも天体観測とはかけ離れてるので参考にならないかな？

　左が望遠鏡，右がスクリーン実験装置

　スクリーンとして使ったのは，「食品保存用ビニール」です。

　
　１００円均一の虫眼鏡を２枚重ね、その間にスクリーンをサンドイッチのように入れています．

　もしスクリーンが無ければアイポイント１５０ｍｍ程度のアイピース？になっています。

　その場合，非常にクリアーに見られますが，目の位置で簡単にブラックアウトしてしまいます。

　これにスクリーンを入れるとブラックアウトにかなり鈍感になりますが，代償として明るくクリアーな視野は失われてしまいます。

　左の写真ではアイポイント位置なので視野全体が輝いています。

　右の写真は，アイポイントから外れた位置ですが，スクリーンでないところがブラックアウトしています。（斜めに貼ってあるスクリー ン上はまだ像が見えている）

　室内の蛍光灯を見てみましたが雰囲気がカメラのファインダーの視野そのものの状態となりました。

　「食品保存用ビニール」は，安価で性能の良いスクリーンではないでしょうか。